盗聴器や小型カメラを、なぜストーカーは仕掛ける?

部屋に仕掛けられた盗聴器や小型カメラ。そんなものが見つかることなど考えたくもありませんが、実際にこういった事件は多々起きていますし、どんな人にとっても決して他人事ではありません。

しかし、なぜストーカーたちが盗聴器や小型カメラを仕掛けるのか?と問われると、理解に苦しむ部分ももちろんあるのですが、明確な答えとなると少しわかりづらいですよね

今回は、そんなストーカーの心理を紐解き、自らが被害に遭うことのないよう、どんな方法でストーカー対策をしていけば良いかをご紹介します。

まず、盗聴器や小型カメラで“できること”と言えば、それらを向けた対象者を“リアルタイムで監視すること”ではないでしょうか。

盗聴は視覚的な情報を伴わない方法ではありますが、生活音からその場で何が行われているかを察することができますし、電話やスカイプなどの会話を聞くことができれば、相手の思うことやこれからの行動予定なども把握できる可能性があります。

これらのことからも分かるように、ストーカーがこういった機器を仕掛ける目的の大部分は、相手のことを知りたいという気持ちが占めています

もちろん、人間には理性がありますので、普通の思考回路では盗聴や盗撮に手を出すという手段はとりませんよね。

しかしストーカーは、相手のことを知りたいという気持ちに歯止めをかけられず、こういった犯罪行為に手を染めてしまっている可能性が高いのです。

また、ストーカーが盗聴器や小型カメラを仕掛ける目的として、脅迫の材料にするため、というものもあります。他人には知られたくない会話の内容や個人情報、着替えている時などの無防備な姿を映した映像などを入手したストーカーが、「これを流出されたくなかったらいうことを聞け」と脅迫してくる場合もあるのです。

ストーカー被害に遭わないようにするためには、相手に気を持たせるようなことをしない、という点につきます。


ストーカーに盗聴や盗撮をされないようにするには?

相手に直接、自分は好意を持っていないと伝えるのはなかなか難しいかもしれません。

しかし、相手がストーカー化してしまってからでは手遅れというケースも存在します。そうならないようにするためにも、好意の有無はある程度はっきり口にするべきだと言えます

また、それでも何かしらの問題に発展しそうな場合、決して一人では悩まず周囲の人に相談したり、場合によっては警察への相談も視野に入れて行動しましょう。

被害の起きていない状況では警察も動いてくれないのでは…と思うかもしれませんが、昨今ストーカーによる重大な事件が多数起きていることも鑑み、警察の動きもスピーディーになってきています。

ストーカーに対し、何かしらの刑罰を与えるとまでは行かなくとも、自宅周辺のパトロールを強化してもらったり、防犯ベルの貸与をしてくれる場合もあります。

“いざという時”など起こらないに越したことはありませんが、様々なケースを想定し備えておく必要は十分あると言えるでしょう。


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